あなたは日記を書いていますか?
私は日記を書き始めて4年になります。日記は書き続けることで、価値を増していきます。それは日記が将来、忘却してしまった記憶を呼び起こすきっかけとなるからです。
私はまだ日記を書き始めて長いとは言えませんが、すでに昔のことを思い出すきっかけをくれる日記は大切なものとなっています。
日記を書いていない人はぜひこの記事を読んでみてください。きっと今すぐに日記を書き始めてみようと思うようになるはずです!
なぜ日記を書き始めたのか
私は大学の1年生の時に日記を書き始めました。日記を書き始めて4年が経過しました。
私が日記を書き始めた理由は、大学の「日本文学」の講義で教授が言ったある言葉です。
「日記は書いた方がいいよ。記憶なんてすぐになくなるんだから。今になって思うけど、昔の日記を読むと面白いから、将来の楽しみのためにも書いてみるといいよ。」
そんな言葉に妙な納得感を得た私は、これをきっかけに日記を書き始めました。ロフトに行って5年日記という日記帳を買って、2016年1月1日から日記を書き始めました。今のところ何日かまとめて書くことがあっても、毎日分書き続けています。
私は5年日記という1日の書くスペースがもともと決まっている日記帳を使っています。1日分は縦4cm、横6cm程度のスペースで、6行書くことができます。もちろん書き足りなければ後ろのページに続きを書くこともできます。
この日記帳では各年の同じ日付けが同じページ上に書かれるため、日記を書く時にも一年前や数年前の自分がどんなことをしていたかをすぐに読むことができるため、過去の同日の思い出を懐かしく思い出すことができます。毎日日記を書く時にちらっと過去の自分を思い出すことができるこの形式の日記帳はおすすめです。
また、私の日記継続のコツとして、日記帳にお気に入りの万年筆で日記を書くということもしています。書くこと自体も楽しむことで日記を書くことが毎日続いているのかもしれません。万年筆はペン本体だけでなく、インクにもこだわりを出せるのでおすすめです。
日記を書くメリット
日記を書くことにはいくつかのメリットがあります。これを見ればさらに日記を書くことへの意欲が出てくるでしょう。
記録が残る
これは言うまでもないですね。日記は日々の記録が残ります。
これは書いている期間が長くなれば長くなるほど意味を持っていきます。
記憶というのは曖昧で、薄れていくものです。記録は残してしまえば変わらず残り続けます。
日記に書いた記録は、昔に行った場所の情報や一緒にいた人の情報など後々気になった時に見返して思い出すことができます。当時の感情は特に時間とともに消えていくものです。その消えてしまった記憶が日記の記録によって呼び起こされるのは自分が生きていた事実を形として残すことになるのではないのでしょうか。
考えがまとまる
考えていることや思っていることを書くことで、思考は整理されます。日記を書く習慣で日頃から頭の整理ができスッキリします。日記に書いたことはもう忘れても大丈夫と思うことで、頑張って覚えておこうという負担が減るのは、情報過多のこの時代には必要なことではないでしょうか。
精神的な安定に繋がる
日記に自分の悩んでいることや、溜まっていることなど、ネガティブなことを書くことはストレス発散に繋がります。
そのようなネガティブなことを書いている日記は他の人に読まれてしまわないように注意しておかないといけないですね。
文章を書く力がつく
これは付随的なメリットです。毎日文章を書いていると、文章を書く力がつくかもしれません。
もちろんそれはどのような日記を書くかよると思います。徒然なるままに書いている場合にはどうなのでしょうか。もしかしたら書く量にも関わってくるかもしれません。
文章力をつけるために日記を書くのであれば、1日をどう文章にまとめるかを意識的に書いたりする必要があると思います。
漢字を思い出す
漢字を書こうとして思い出せない。これは日記を書いていると実感します。最近は文字を書く機会が少ないので、漢字が急激に書けなくなっています。
私は日記を紙に万年筆で書いています。手書きの機会は最近減っているのではないでしょうか。スマートフォンやパソコンなどで文字を書くことが多く、文字を書かない生活の人が多いと思います。文字を書く機会が減ると、文字を書こうと思った時に急に漢字を思い出せなくなります。
手書きで日記を書く場合には漢字を思い出す良い機会になるでしょう。
日記を書く場所
日記といっても、紙の日記帳に書くことも、スマホやPCで書くこともできます。
ここではそれぞれのメリットについてまとめました。
日記帳(紙のノート)
紙に日記を書く場合は、日記帳やノートに書くことが多いでしょう。最近文字を書く機会が減っていることもあり、先述したとおり漢字を思い出すというメリットもあります。
好きなノートや日記帳を探して、お気に入りのペンや万年筆で文字を書いていくのは楽しいです。自分のこだわりを作って、日記を書く行為を楽しくすることも簡単にできるでしょう。
スマートフォン(日記アプリ、メモ帳)
最近はほとんどの人がスマートフォンを持っているのではないでしょうか。スマホはいつでも持っているため、日記を書き始めるハードルは低いと思います。書きたいと思った時にどこでもすぐに書くことができます。
少しでも日記を書いてみようと思ったけどめんどくさいと思っている人はスマートフォンにとりあえず何日か日記を書いてみましょう。
ブログ
ブログという方法もあるでしょう。ブログは自分を発信したい場合にも使えますが、日記に使う人もいます。
自分の思いをただ綴ってみて、気になる人が現れるかもしれないというのも面白いと思います。
注意するべきところはブログで公開する場合には他の人に見られても大丈夫なように、個人情報などには気をつけましょう。
その他
もちろんパソコンでローカル環境に日記を書くこともできるでしょう。普段からパソコンを使っている人にはとても書きやすい形式だと思います。
ちゃんとデータを残して置きたい場合にはバックアップを取ったりして、データが消えてなくならないように注意しておきたいです。
まとめ
少しでも日記を書いてみようかなと思ってみたけど、めんどくさいなと思っている人はとりあえず書いてみることをおすすめします。書く量や質は関係ないです。他人に見せる訳ではないです。好きなように書いてみましょう。
書いてみてすぐに書いててよかったと思うことはない日記ですが、将来的に書いていてよかったと思う時が来るはずです。
人に見せることがないから色々と書ける日記。記憶は消えていくものです。自分の生きた証を残してみませんか?